地域差

今日は学園祭の最終日ということで、片づけをしていました。そして、ベニヤ板のパネルに画鋲で止めていた模造紙を外していたときのことでした。

「どこにしまうんだ?」

「B紙入れはあったけど、ゴミ袋に使っちゃった。」

「『B紙』って何なんだ?」

「えっ、この紙のこと、B紙って言いません?」

その後話を進めてみると、どうやら愛知県の周辺では、模造紙のことを「B紙」(ビーシ)と呼ぶとのことでした。さらに、新潟出身の部員からは「大洋紙」と呼ぶという情報まで飛び出して、ますます話がカオスになってきました。

http://www.justsystems.com/jp/atok/nihongo2/result-p2.html

ご丁寧にも、ATOKの版元のジャストシステムがこのあたりについても調べていたようでした。それによると、ほかにも「大判紙」とか「鳥の子洋紙」とか、「広洋紙」というような地域的な言い方があるとのことでした。

しかし、こうやって地域ごとに違ってくるのは、模造紙を大人になってから使う機会があまり来ないからではないかと思います。学校でしか使わないからその地域地域で伝わっていっているように思えてきます。