ラ・フォーレ号

前から行こうかなと思ってはいましたが、今日になって突然思い立ち、この休み中に旅立つことにしました。

コースとしては、東京〜(夜行バス)〜青森と進んで、江差線津軽線乗りつぶしてからまた夜行バスで東京へ戻るというものですが、当然ながら夜行バスが取れなければ旅程は成り立ちません。


東京圏から青森駅まで行く夜行バスには、(ややこしいのですが)3系統あります*1

このうち、パンダ号は4列シートの廉価便です。残り2つが両方とも「ラ・フォーレ号」になっていますがこれはミスではなく、もともとは(JRバス関東も加えて)4社共同でやっていたものが今年の9月に分裂して、両方とも元の名前を使い続けた結果こんなややこしいことになってしまったものです。

まずはJRバスのほうのラ・フォーレ号を取ろうと、新宿駅新南口まで向かいましたが、無情にも満席とのこと。行きが取れないなら帰りを取っても意味がないので、一旦はこの旅自体をあきらめかけました。

だめもとで京急バスのセンターに電話をしてみたところ、なんと席が空いているとのこと。電話口で予約を済ませたのはいいのですが、きっぷの受け取りはどこでするのかといえば、「ファミリーマート、ローソン、サークルK、サンクスで受け取ってください」とのこと。11桁の予約番号だけメモってその場を後にしました。

行きが取れたので、そのままJRバスの窓口に舞い戻り、帰りのバスを聞いてみると、こちらは1席空いているとのこと。その場で購入し、往復の足が揃いました。

エスカレーターを上がって新南口のみどりの窓口に行くと、前のお客さんは外国人だったみたいで、どうも新幹線に乗ってみたいのか、かなり手間取っていました。そして自分の番になり、青森から必要になる乗車券を買いました。

となると、残るは行きのチケットの受け取りだけですが、それほど勝手知ったるわけでもない新宿の街で、指定された銘柄のコンビニを探すのは至難の業。あきらめて家の近所で行こうかなと思った矢先、目に飛び込んできたのは緑と青の看板。ファミリーマート代々木二丁目店に飛び込みました。

Famiポートを操作して支払いをするらしいのですが、コンビニ払いでチケットを買ったことがほとんどなく、少し戸惑ってしまいました。まずは「高速バス・チケット」というボタンを押すとJTB HTAの画面に。実は、これは間違いで、予約番号と電話番号を正しく打ち込んでもまったく受け付けませんでした。

JRバス以外のバス会社はたいてい「発車オ〜ライネット」で予約を受け付けていて、JTB HTAでも通るのですが、京急バスはその例外で、独自にシステムを組んでいるためここからは行けないのでした。というわけでトップ画面に戻り、もう一つあった「高速バス」の文字から「払王」の画面に入ると、「支払いコード」を入れる画面に。何を入れればいいのかと確認すると、「京急バスは0022」と上に書かれていたのでそのとおりに打ち込むと、次は予約番号を入れる画面に。ここに先ほどの11桁の数字を入れると、コンビニ払い用に4つほどバーコードの付いた長い長いレシートがようやく出てきました。これをレジに持っていって支払いを済ませると、「FamilyMart」の地紋がある用紙に「京急高速バス乗車券」が印刷されて、手続きがすべて終了しました。乗車券に「ウェルネット」と書かれていたのが気になったので調べてみたら、払王を運営している会社のようでした。

*1:正規の路線バスではないツアーバスは直前に申し込めるものでもなさそうだし、このさい無視しておきます。