どことなく身近

※昨日の分に関しては後ほど書きます。

今日は古川を出発して、陸羽東線の残りと石巻線仙石線、利府支線を乗りつぶして帰ってきました。

宿ではなぜかロビーで朝食が展開され、パンとスクランブルエッグ、飲み物は牛乳をいただきました。しばらくしてチェックアウトして、古川駅まで戻ります。

やってきた小牛田行きは鳴子温泉から直通で、そこそこ込み合っていました。田んぼの中をまっすぐ突き進んで小牛田に到着。この駅はSuicaエリアでした。

しばらく待って、快速南三陸に乗り換えます。この快速は後ろ1両が指定席仕様のリクライニングシート、前2両は普通のキハ110でした。涌谷で交換して前谷地に到着。石巻行きに乗り継ぎます。今度はキハ40が来て、のんびり走っていきました。石巻でいったん改札を出て、往復券で入りなおしてから跨線橋をわたり女川行きに乗り換えますが、石巻駅Suicaエリアとなっていました。ただし、間の石巻線は現状エリア外となっています。

石巻からは険しい地形の隙間に沿って市街地と線路が延びていきます。港町らしく、水産加工場もありました。きれいな海岸線から離れ、ちょっと内陸に入って市境を超え、女川に到着。駅の隣に温泉施設が建っていて、キハ40がそのために再利用されていましたが、片方の方向幕が「鈍行」となっていました。

女川から石巻に戻り、仙石線に乗り換えます。快速に乗ってみると、今日は楽天の試合があるので宮城野原に臨時停車するとのこと。いちばん後ろの車両はL/Cカーでした。親子三人が座っているボックスにお邪魔させてもらいました。子供は活発に動き回っていましたが、かなり小さいので兄妹か姉弟か分かりませんでした。松島海岸周辺では東北本線と並行したりもして、海岸駅からは観光客と思しき人たちもかなり乗ってきました。塩釜市の中心部は高架化されていましたが、周辺はカーブの多い線形となっていました。陸前原ノ町からは地下線になり、仙台で人がどっと降りたところであおば通に到着。乗車券は仙台経由になっているので、仙台からの分140円は別払いとなりました。

ふらふら歩いて10分もせずに仙台駅に着いて、Suicaで改札に入って利府を目指します。岩切から乗り換え、新幹線の車両基地のために作られた新利府を過ぎれば利府に到着。これで東北本線も全部終わりました。しかし、美濃赤坂とか和田岬とか、こういう本線の枝線には独特な雰囲気があるような気がします。Suicaの履歴をここで印刷させてみると、なんと「二子玉川」とかがあっさり表示されてびっくりしました*1PASMOをタッチできず、オートチャージもされないくらいしか首都圏と違わない改札をタッチして、仙台に戻ります。

仙台の新幹線乗り継ぎ改札はSuicaで通れないので、いったん改札を出て、改めて新幹線改札に入りなおします。しかし、僕の手元にある乗車券は経路が多すぎて細長いもの*2になっていたので自動改札を通れず、有人改札特急券と乗車券を渡して入ります。

ホームに上がると、「はやて・こまち」編成のやまびこが止まっていて、こんなのもあるのだと知らなくてびっくりしました。新幹線スタンプラリーの判を押し忘れたことに気づいてあわてて戻り、改めて乗車するはやてを待ちます。

到着したはやて18号に乗ってから気づきましたが、昨日便宜乗車させてもらったこまちも18号、この後ろについています。しかし、「はやて・こまち」をどう略せばいいのでしょうか。「ひだま」や「なはつき」にならって「はやち」とか「こまて」としてもなんとなくしっくりしません。「はや・こま」としてみると、何かのカップリングみたいになってしまいます。でもまあ、英語のcouplingには連結という意味もあるのだし、まあこれでいいのかも。

ともかく仙台市街地を急なカーブで抜けた後は快調に走り、大宮・上野と停車して終点東京。ここでとりあえずスタンプをもらって連絡改札を抜けます。持っている乗車券には「経由:(中略)・仙台・新幹線・東京・中央東・(略)」との記載がありますが、運賃計算は赤羽〜池袋〜新宿のルートになっています*3。これは「東京大環状線」という規定で、山手線+αくらいのエリアは経路を指定しないことになっているのです。今回はそのまま山手線に乗り継ぎましたが、東京から中央線で新宿経由でもかまいません*4。そして大崎駅で途中下車。

大崎市から大崎駅に到着したわけですが、ここからりんかい線に乗ってみました。乗りつぶしがまだだったのと、国盗り合戦のお台場エリアを獲得するためです。無事に東京テレポートでエリアを獲得して新木場到着。この駅にはりんかい線・JR・メトロの3社が乗り入れているので運賃表も3種類掲げてありますが、同じ駅でも運賃がばらばらです。例えば、池袋まではりんかい線経由が590円、JRが290円、メトロが230円となっています。たいていの駅へはメトロ経由が安くなっていました。僕もメトロに乗って、永田町から半蔵門線で帰宅しました。

*1:ただし、ICOCAエリアは「JR西日本」とのみ表示されました。

*2:青春18きっぷ」と同じサイズです。

*3:そうしないと運賃が合いません。

*4:東京〜神田は折り返しになりますが、新幹線は神田を通過するので東京駅で途中下車しなければ問題ありません。