合流地点

今日はネットカフェを出発、西帯広→滝川→新十津川→札幌と進んでほかの部員と合流しました。
ネットカフェからしばらく歩いて西帯広。目的の列車は7:05発、始発の滝川行き。乗ってみると3両編成になっていて、高校生やらがそこそこ乗っていましたが、後ろの車両はもっとすいています。ところが、これは新得で切り離しなので、乗っても仕方ありません。高校生は一気に十勝清水で降りて、次の新得を出ると狩勝峠越えの地帯に入ります。携帯の電波も通らない山中をひたすら進んでいきます。そして、トンネルの中で石勝線と分岐してほどなく落合に到着。次の駅は幌舞、ならぬ幾寅ですが乗降客はあまりいません。意外と乗客が多いまま富良野に着きましたが、富良野線に抜ける人が多くてがたっと減りました。

ここから先は初乗りの区間ですが、途中で富良野ラベンダーエクスプレスとすれ違った以外大してイベントも起きないまま滝川に到着しました。滝川駅前には商業施設が建っていて、苫小牧のケースと違って店舗もちゃんと入っているのですが何となく寂しいムード。100円ショップでちょっと買い物をして、町中を散策しながらミスドで昼食、そして旅行貯金を済ませて駅前のバスターミナルに行きます。

新十津川までは歩いて行けなくもないのですが、ちょっと遠いのでバスで移動します。やたらボタンの多い券売機で220円分の切符を購入し、浦臼行きのバスに乗車します。川を何本か渡って、駅の最寄りだと事前に知っていた「新十津川役場前」で下車。しかし、駅のある雰囲気がどっちからもしなかったので、近所のサンクスで聞いてみると案外に近所。まだ時間があるついでに郵便局に行ってから乗車します。

新十津川駅ですが、終着駅で来る列車は一日3往復。なぜ残っているのかもいまいち分かりません。こんな路線でも隣の中徳富駅はちょっと前に廃止されたのだそうで、合理化は一応やっているようです。明らかに同業者だけが3人ほど乗り込んで出発。浦臼まではその3人だけで進んでいきます。そして多少は乗ってきて、田園地帯から丘陵に入ったりもしつつ終点1駅手前の北海道医療大学へ。

ここは本線と折り返し線がある(同志社前のような)構造で、始発の札幌行きが予想通り待っていました。真ん中の車両は全国的にも珍しい「キサハ*1」だったので迷わず乗車。石狩川を渡ってあいの里あたりからは完全に市街地化していました。そしてどんどん都心のほうに進んでいき、札幌に到着。

今日は20日ノーマイカーデーだったので、地下鉄・市電・(市バスだった)バスが700円で乗り放題。迷わず購入して、とりあえず地下鉄に乗り込みます。まずは南北線真駒内まで。冷房がないため、窓を開けながら走っていますが、ガーガーとかなりうるさかったです。途中から地上に出ると余計に暑くなって真駒内に到着。そのまま隣の電車で折り返して「麻生」まで行きました。

この「麻生」ですが、「麻生太郎」は「あそう」で、「川崎市麻生区」だと「あさお」と読みます。この札幌市のものは「あさぶ」と読むのだそうですが、なかなか正しく読めません*2。ちょっとおやつを買って、また地下鉄に戻ります。

さっぽろ駅から長い連絡通路を通って東豊線に行き、北のほうへ乗車します。栄町で折り返して大通まで出て、また通路を通って南北線で札幌まで戻り、みんなと合流する…はずですが、誰もいません。結局もっと集合が近くなってから全員がそろって、ジンギスカンを食べに行くことになりました。食べ放題でも猛スピードでなくなり、満腹になったところで大通駅まで向かって数人の部員を拾い、今日の宿に移動。

宿に荷物を置くと、せっかく有効なフリーきっぷがあるし、乗りつぶしも進めておきたいし、地下鉄なら夜中でも景色は変わらないのでそのまま出発。その後大通→福住→大通→宮の沢→バスセンター前と進んで宿に戻りました。

*1:気動車とつないで使う、エンジンのない普通車です。

*2:ただし、地元では「あざぶ」とも読まれるらしいです。