突如ふたり旅

後輩がこっちを尋ねてくるとメールで連絡があり、その後なんとなく鹿島鉄道に出かけることになりました。
最初はバイト中のホームで遭遇して、なぜか僕の写真も撮って行った後、バイトが終わって改めて集合。とりあえず寮に戻ってしばらくしてから、鹿島鉄道へ向けて出発しました。

昼間でも人の多い急行から表参道で乗り換えて千代田線へ。パスネット*1の精算をするのと18きっぷに日付を入れてもらうために、いったん綾瀬で降ります。メトロの駅で日付を入れてもらって再スタート。ちょうど昼頃になったので、緩行線でそのまま進んで我孫子へ。

うわさに聞く弥生軒の「唐揚げそば」を食べてみたのですが、唐揚げ1つが通常の2倍以上のサイズで、想定外に大きなボリュームでした。快速線に来た「電車」はパスして、次の「列車」でとりあえず土浦へ。

土浦で改札を出て、あえてマルス券で鹿島鉄道まで連絡券を購入してみました。券売機からは少し前になくなっています。慣れた手つきで発行してくれた、のはいいのですが、なんと1400円。石岡までの320円があるにせよ、この値段には仰天しました。

次の普通列車で石岡まで行ったのですが、1駅手前の高浜で長い長い通過待ち。この時間があるのなら、特別快速に連絡させられそうに思うのですがどうなのでしょうか。

石岡で乗り換えると中間ラッチがあって、切符を売っています。なんと、廃止間際なので*2フリーきっぷが1100円と、結構ショックを受けました。ともかく気動車で鉾田へ。

風景ものどかだし、車両も古いのが来るし速度は出さないし、景色としてはいいのですが、交通手段として現代まで残っていたのがむしろ不思議なぐらいに感じられました。途中の榎本には貨物用のホームがありました。数年前まで燃料輸送の基地だったのですが、これがなくなったことで鹿島鉄道の経営に大打撃となったようです。

折り返しの列車で車内補充券を購入。ピンセットみたいな面白い道具で、日付や駅名に穴を開けていました。途中で交換待ちをした隙に硬券も確保しました。

石岡に到着して、常磐線ホームに戻りましたが、向かいを見ると、E531で「鉾田」行きに見えてびっくりしましたが、よく見るとなんでもない「勝田」行きでした。なぜか土浦で先行の普通に連絡するので乗り換えて上野まで戻り、先に着た京浜東北秋葉原へ。

大して何を見るわけでもなく、妙な店の看板やつぶれたPCサクセスの跡地、なぜかこんな所にある幼稚園などを眺めてから、エウリアンコスプレイヤーのいる駅前に戻って解散となりました。

帰りは京浜東北からあえて上野で宇都宮線に乗り継いで赤羽で下車。夕食を適当に食べてから赤羽岩淵まで歩き、南北線乗りつぶして帰宅しました。これで東京メトロの未乗区間は銀座線の末広町上野広小路だけになりました*3

*1:余っているのでこっちを使用しています。

*2:本来は休日専用です。

*3:ここはあえて残してあります