校費処理

研究室で使うものを大学生協で買ってきましたが、現金で払って立て替え、というわけでもなく、「校費」という買い方を使いました。カウンターで手続きを済ませれば、見積書や請求書といった書類の束とともに商品を受け取ることができます。

クレジットカードもそうなのですが、こういうシステムは便利な代わりにお金を扱っている感覚が希薄になってきます。自分のクレジットカードなら金銭感覚が麻痺してくるだけで結局支払いが自分に回ってくるのですが、校費精算だとそれさえもないので、意識が薄くなって私的流用したり、プールし始めたらそれはれっきとした不正です。

校費がどういう出所なのかいまいちよくわかっていないのですが、科研費などだとそれは国からの補助金だし、たとえ私立大学であっても学校には多額の補助金が下りているので、学校からもらう予算も公的なものに準じるものとなります。「校費」は文字だけ変えれば「公費」なので、それをしっかりと意識していかなくてはいけません。