大回り学習法

そろそろ期末試験も近づいて危機感も覚えてきたのですが、寮にいるとどうしても勉強に手が伸びません。そこで、大回りをして電車の中でしようということで出かけました。
まずは田園都市線で渋谷へ。渋谷駅で150円の乗車券を買って、それで改札に入ると「湘南新宿ライン 特別快速 高崎行き」の文字が目に飛び込んできました。発車時間が迫っているし、ハチ公口からはかなり遠いので、軽く走ってホームに着いたところで入線。ちょうどボックス席の一角が空いていたので潜り込みます。

しかしながら、眠いし空腹に襲われるしで、なかなか進みません。切り離しのため止まった籠原オロナミンCを飲んで気合を入れてみます。そんなこんなをするうちに高崎に到着。

高崎ではわずかな接続の間に弁当を買って両毛線の電車へ。しかし、なかなか出発しません。どうやら新幹線が遅れての接続待ちだったようです。そんな遅れも交換待ちをつぶしてあっさり解消、伊勢崎〜小山の初乗りを無事に終わらせました。ちょっと離れた両毛線ホームから水戸線に乗り継ぎ、デッドセクションを越えて進んでいきます。途中の駅で、「しばらく減速して走行いたします」という案内があり、外を見ると砂嵐が立ち込めて視界が全然ないので納得。テキストを読んだりしつつそのまま進んでいって友部に到着。

ところが、友部駅のコンコースにはなぜか人だかりができていました。どうも放送を聴くと、次に来る特急列車は34分遅れているとのこと。仕方がないのでひたすら待ちますが、改札にごねている人がいました。文句を言ってもどうなるわけでもないような気しかしないのですが…

30分以上遅れた特急に乗りましたが、強風のため徐行運転で、しかも「土浦から先は運転を見合わせています」との放送が。とりあえず数分で土浦は発車しましたが、前に電車が詰まっているということで藤代に止まり、取手駅では完全に止まって「運転見合わせ中です」となってしまいました。「取手から関東鉄道〜守谷〜つくばエクスプレス秋葉原の振替乗車がご利用いただけます」と言っていたので、大回り中という微妙な立場なので迷いながらも改札窓口へ。大回り中だという旨と「渋谷→150円」の乗車券を示すと、「この後都内まで戻りますか?」という質問があったので迷わずYes. すると、振替乗車票を渡してもらえました。

関東鉄道は普通の電車みたいな3扉ロングなのに気動車、という変わった路線です。これもすべては筑波山の観測所が原因ですが。守谷駅では「振替のお客様はこちら」と、改札前のサービスカウンターを通過して乗り換えます。で、TXのホームに上がってみると、なんとこっちもダイヤが乱れていました。快速の表示は出ていましたが、とりあえず先に来た普通で秋葉原を目指します。

TXでは普通でもかなりの爆走を見せてびっくりしました。流山おおたかの森でも待ち合わせはなく、八潮で抑止がかかったものの快速の通過も無く発車して、この時点で秋葉原先着は確定しました。地下区間でも携帯のアンテナが立つのに感心しつつ*1秋葉原に到着。深い駅から地上に上がってJRに復帰しました。あとは山手線で目黒に出て、大回り終了です。

ただ、ひとつ気になったことは、取手→守谷→秋葉原は定価だと1200円もするのに、これで乗れちゃっていいのかな、ということです。

*1:ただしウィルコムは圏外