突如旅行

※:合宿中の旅行記に関しては徐々に執筆していきますので、今しばらくお待ちください。

今日はコンピューターサークルの合宿が終わりましたが、本来の予定では明日までを見込んでいたので、日程が余ってしまいました。しかも、手元には余った18きっぷもあります。ということで、そのまま出かけてしまうことにしました。


合宿は河口湖駅から程近い民宿でした。まずは河口湖からどっちに移動するかが問題ですが、富士急は行きに使ったからもう一度というのも面倒だし、高速バスは東京側に戻ってしまって面白くないので、路線バスで甲府方向に移動することにして、少し早めに宿を飛び出しました。

バスは定刻から少々遅れて到着し、細かく乗客を拾いながら進んでいきます。そして、長い新御坂トンネルを越えると笛吹市。これは「うすいし」ではなく「ふえふきし」と読むのだそうです。そして、バスは国道のバイパスを外れ旧道に入り、またまた細かく停車していきます。バスは少し遅れているし、このまま甲府まで行くと電車に間に合わない様子だったので、途中の「石和温泉駅入口」で下車。駅まで900mくらい歩いて、予定の電車に乗り込みました。

2駅の甲府で乗り換えると長野行き。途中茅野で特急を待つため10分止まったりしながら進んでいきました。篠ノ井線に入り、姨捨に停車。ここでも交換や通過の関係で6分ほど停車するので、その間にちょっとホームに下りて善光寺平を眺めてみました。車窓三景に値する雄大な景色が広がっていましたが、ちょっと霧がかかっていて、よく言えば幻想的な、悪く言うと見えにくいものとなっていました。そして長野に到着。およそ3時間かかりました。

長野で旅行貯金や食料の調達、そして長野駅名物の巨大入場券を購入して地下ホームに下りてみると、やってきた電車が東急8500田園都市線からの譲渡車両でした。中を見ると、車椅子スペースが増えていたり、貫通路に扉が入っていたり、優先席のモケットが変わっていたり、電光表示がついていたりと細かく変わった点はありますが、そう大きく変わっているわけでもありません。というよりむしろ、20m級4扉の3両編成を入れるだけの輸送力が求められているのだなということに少し感動しました。前面は東急時代とほとんど変わっていませんでしたが、それで「普通 長野」と表示しているのが、田園都市線になじんでいる身としてはかなり慣れないものでした。

飯山線に乗ってとりあえず戸狩野沢温泉まで移動しましたが、外はあいにくの雨。仕方ないので待合室で1時間以上読書して時間をつぶしました。そして次の列車に乗って越後川口へ抜けました。新潟県側に出ると、周囲は穀倉地帯となっていました。終点で長岡行きに乗り換えましたが、時刻表を見てみると宮内駅の発車時刻がおかしくなっています。どうもこれは何かを待避していると判断して時刻表のページをめくってみると、指定席やグリーン車まで付いた快速くびき野でした。迷わず乗り換えると、車両は485。そんな車両もたった2駅で捨てて東三条で下車。

Suicaの新潟エリア、話だけは聞いていましたが、実際に見るとやっぱりびっくりしてしまいます。駅のNEWDAYSで買い物をしてもSuicaが使えました。そして弥彦線に乗り換えます。吉田から先は2両編成になりましたが、この車両、ドアが自動で開かず自分で引っ張って開けるタイプでした。19:59発という信じられない早さの終電に乗って弥彦に到着。旅館に神社と、昼間歩けば趣がありそうな町でしたがそのまま折り返します。折り返しも終電で、弥彦からの乗車は僕1人でしたが、途中から徐々に乗客を拾って、燕で降りる人もいたりしながら東三条に到着。

後は新潟に向かうだけですが、新津の隣に「古津」という駅があったのは今日はじめて気づきました。新潟からはひたすら歩いてネットカフェ入りし、この記事を書いています。